ここでは、会員サイト構築に役立つWordPressプラグイン「Theme My Login」で設定可能なモジュールのうち、「Themed Profiles を有効する」について解説します。
「Theme My Login」のバージョンは 6.4.5 で検証しています。
何を実現するモジュールか？
ログインユーザーの「プロフィール」ページについて、WordPress純正のものと Theme My Login で用意されているもの、どちらを利用するか？を権限グループごとに設定できるモジュールです。
WordPress純正のプロフィールページとは、WordPress管理画面の「プロフィール」メニュー。Theme My Login のプロフィールページとは、プラグインインストール時に作成される固定ページになります。
いずれの場合も、ユーザー自身が名前・メールアドレス・パスワードを自由に変更できます。
（1. WordPress純正のプロフィールページ）
（2. Theme My Login のプロフィールページ）
設定方法
テーマプロフィール
チェックを入れた権限グループが、Theme My Login のプロフィールページを使用することになります。
具体的には、プロフィールページへのリンクである「/wp-admin/profile.php」へ移動使用した時に、ここにチェックが入っている場合は Theme My Login のプロフィールページへ、入っていない場合は通常のWordPress管理画面内プロフィールページへ移動する、という動きになります。
管理者アクセスを制限
こちらにチェックを入れておいた場合、その権限グループのユーザーが管理画面「ダッシュボード（/wp-admin）」にアクセスしようとした時に、Theme My Login のプロフィールページへ強制移動するようになります。（上の「テーマプロフィール」の設定に関わらず、Theme My Login のプロフィールページへ移動）
ダッシュボードには、プロフィール以外にも色々な管理情報が掲載されている場合があるので、これを購読者に見せたくない場合はチェックを入れておくと良いです。
まとめ
以上、モジュール「Themed Profiles」の設定についてでした。
名前・メールアドレス・パスワードなどは、会員登録後に変更することも多いです。Theme My Login のプロフィールページ構成はプラグインファイル内「/templates/profile-form.php」を使用中WordPressテーマ内にコピーする事で、HTMLコードレベルから自由にカスタマイズできますので、こちらも合わせてぜひカスタマイズしてみてください。
ではでは。