ゲーミフィケーションって何?WordPress制作屋の僕が興味を持つ理由

ゲーミフィケーション、という言葉を聞いた事ってありますか?これはゲームデザインで培われた「ハマる」仕組みを、別の分野にも活用していこうとする分野です。

といっても、実は特に目新しい概念という訳ではなく、よく考えれば僕たちも日頃から触れているものだったりします。

「ゲームを単なる遊び以外のものにも活かせないか?」というアプローチは、ゲーム大好きでゲームが作りたくてプログラミングを学び始めた僕としてもかなり興味をそそられる分野なので(笑)僕なりのゲーミフィケーションに対する考えなどをまとめてみようかなと。

最近はWordPressによるWebサイトやCMSの構築もやっていますが、実はそちらとも関連付けられそうなテーマだったりして。

ゲームって、何であんなにハマるんだろう?

ゲーム、特にRPGなどのテレビゲームって、僕もこれまで何十個(何百個?)と遊んできましたが・・

ぶっちゃけゲームって、
別にやらなくてもいいものじゃないですか。

ゲームしなかったからって、
生きていけないわけじゃない。

・・なのに、何であんなにハマるんでしょうね?それはゲームデザイナーさん達の巧みなゲーム設計術が関係しています。

  • 最初は1つのステージにしか行けないが、クリアすると新たなステージが公開されて冒険の幅が広がる
  • 戦うモンスターが徐々に強くなっていく事で、それに合わせてプレイヤーもレベルや装備を強化していき、最終的には最初じゃ考えられなかった強敵とも渡り合える
  • ソーシャルゲームでは、友達を紹介するとアイテムがもらえたり、バトル時に応援に来てくれて、手持ちのパーティー以上の力でゲームを進められる

ゲームには、意図的にこうした「続けたくなる」仕掛けが随所に盛り込まれています。だからついつい、ハマってしまう。

特にテレビゲームやソーシャルゲームなどは、何か目的を達成した際に(基本的に)金銭が貰えたり知識が身に付くといった具体的なメリットが無いので、他の分野以上にこうした仕掛けのデザイン(設計)が発展してきたのかもしれません。

じゃあ、そのゲーム分野で培われた設計術を、教育やマーケティングなどの分野にも活かせないか?と考えられたのが、『ゲーミフィケーション』というわけ。

ゲーミフィケーションは
全く目新しい内容、というわけでもない

じゃあ、ゲーミフィケーションってどんな場所で使われているの?と言いますと、これって実は僕たちが普段から慣れ親しんでいるものなんですよね。

例えば、コンビニや店に行くと「ポイントカード」や「スタンプカード」ってありますよね。購入額の数%や店に行った回数などでポイント/スタンプがもらえ、一定数溜まったら何かと交換できたりサービスが受けられる。

DropboxなどのWebサービスなどでは、アカウント登録した後に知り合いを紹介すれば、使える容量やサービス内容が増えたりするものもあります。

これらが正に、ゲーミフィケーションの分野になります。

ポイントやスタンプって、RPGの経験値とかと同じですよね。お金なんかと違って元々無いものだけれど、新たに「定義」する事で意味が生まれるもの。知り合い紹介サービスは、正にソーシャルゲームと同じ。

・・同じというより、こうしたゲーム的仕組みをどう使うか?をまとめたもの=「ゲーミフィケーション」、と考えた方が良いかもしれません。色んな仕掛けやツールやノウハウはあれど、どれをどんな場面で使うと効果的か?を日々研究している分野、と言いますか。

「ゲームにする」や
「ゲームで例える」とはちょっと違う

なので、「ゲーミフィケーション」と「ゲームにする」のとは、ちょっと違います。「ゲーム」というものの定義もまた難しいのですが(笑)この辺りは、そもそも「ゲーミフィケーション(Gamification)」という言葉が英語圏発祥だから、という側面もあるようです。

日本で「ゲーム」と言えばテレビゲーム等を思い浮かべますが、英語で「Game」と言うと、もっと広い意味がありますよね。スポーツの試合もそうだし、日常会話でも勝負事をする時なんかに使われます。「さぁ、ゲームを始めようか」とか。

なので、ゲーミフィケーションと聞いて「そうか分かったぜ、何でもゲームにしちゃえば良いんだな!」と早とちりすると、何の面白味もない作り手よがりのコンテンツが完成です(苦笑)

ちなみに、教育や社会問題を解決するゲームを作る、というアプローチもそれはそれで勿論アリです。こちらの分野は「シリアスゲーム」なんて呼ばれています。

ポイントカード貰ったからって、
使うとは限らないよね?

ゲーミフィケーションというのは、まぁどんな分野であれそうですが、全てを解決する魔法のツールではありません。先ほどのポイント/スタンプカードや友達紹介の例も、皆が皆やるわけじゃないですよね?僕も貰うだけ貰って1度しか使わずに期限切れしたポイントカード、山のようにあります(笑)

僕が思うにゲーミフィケーションは、「目的」×「ツール」×「ノウハウ」の掛け合わせだと思っています。例えばWebサービスで友達紹介という仕掛けをなぜ作るかと言えば、より多くのユーザーを(出来るだけ広告コストをかけずに)集めたい、という目的がありますよね。でもこの目的なら、全く別のアプローチもあるはずです。

同じポイントシステムという「ツール」を使う場合でも、それをどこでどう使うか?交換できるものはどのくらいあるのか?登録時にポイントが0なのか、100なのか?・・そんな設定1つでも、効果や意味合いは大きく変わっていくでしょう。

目的を達成するために、どんなツールをどう使うか?これがゲーミフィケーションという分野を知る上で重要になってくるのだと、僕自身は思っています。

WordPress制作屋の僕が
ゲーミフィケーションに興味を持つ理由

・・さて、ざっくりとゲーミフィケーションについてお話してきましたが、僕は今WordPressでWebサイトやCMS構築をお仕事としている身です。特に会員サイトやWebサービス系では、ゲーミフィケーション的知識を活かせる部分も多々あるなと感じています。「ツール」の部分を自前で用意する、という事。

例えばポイントシステムなんかは、WordPressのテーマやプラグインをいじれば当ブログでも実現できます。記事の下にある「読んだよ!」ボタンを用意して、クリックするとポイントが貯まり何らかのコンテンツやサービスと交換できる・・とか。ネタが無いので今はやらないけど(笑)

WordPress × ゲーミフィケーション、という組み合わせはいくつかアイデアもあるので、今後当ブログ記事でも具体的なデモサイトなど作りつつ紹介してみようかと思ったりしてます。どうぞお楽しみに。

※ 「ゲーミフィケーション」に興味を持った方は、以下の書籍やブログ記事がオススメです。参考事例なんかも多々あるので、イメージしやすくて分かりやすいかと。

【おすすめブログ&記事】

gamification.jp

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