動画オンライン学習サービスschoo(スクー)の仕組みと活用法を調べてみた

クライアントさんから「schoo(スクー)で自分のコンテンツを配信する事はできますか?」と質問を受けたので、schooの仕組みを詳しく調べていました。

結論から言うとschooでコンテンツ配信をするには、募集している分野が限られていたり、審査が必要だったりと、結構ハードルは高い印象。しかしこのschoo(スクー)、オンライン学習の仕組みとして、デジタルコンテンツ販売やWebサービス開発を考えている方の参考にもなるかなと思い、ちょっとまとめてみます。
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schoo WEB-campus

【1】schoo(スクー)とは?

schooは、デザイン/プログラミング/マーケティング/スタートアップなど、様々な分野を学べるオンライン動画学習サービスです。

各動画はセミナー風になっており、講師の方がスライドを見せながら解説する形になっています。さらに動画閲覧ページでは、動画内の進行とは別で自由に見ることのできるスライドが設置されていたり、自由に書き込めるノートがあったり、チャプターごとに分かりやすい表示になっていたりと、学びやすい工夫がなされています。

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HTML入門 第1回 〜HTMLとタグ〜 より

最近では、ベンチャーキャピタルや複数の事業者などから総額5億円超を調達したり・・
http://japan.cnet.com/news/business/35060169/

大学と連携してオンライン授業配信を始めたり・・
http://japan.cnet.com/news/service/35061282/

と、徐々にサービスを拡大させている国内のWebサービスです。

【2】サービスの概要

1)3種類のコンテンツ形態

schooでは、大きく分けて3種類のコンテンツ形態があります。

i. 生放送

その名の通り、特定の日時にリアルタイムで放送されるコンテンツです。

生放送に参加している生徒(会員)は、講師の方や同じ参加者とチャットでやり取りする事も可能。

放送が終わると、数日後に以下の「録画」コンテンツとしてschoo内で閲覧可能になります。(生放送限定のコンテンツもあるみたいですねー)

ii. 録画

録画は、終了した生放送を見ることのできるコンテンツです。schoo登録会員であれば、いつでも自由に閲覧可能。

ただし後述しますが、無料会員と有料会員で閲覧制限の違いがあります。

iii. 3分動画

こちらは主に「録画」の一部を公開した集客目的のコンテンツです。

動画ページの最後には「※動画の続きはこの授業で!」と、録画本編へのリンクが設置されています。

また、他コンテンツと異なり動画がYoutubeにアップされているので、schooとしてはYoutubeからの集客も意識しているのだと思います。

2)2つの会員形態(無料と有料の区分け)

さて。Webサービスではマネタイズにも様々な形があります。schooの場合、「オープン学生」(無料)「プレミアム学生」(月額980円)という2種類の会員が存在します。両者とも生放送は閲覧可能なのですが、前述した通り録画コンテンツの閲覧制限が。

・プレミアム学生は無制限に録画コンテンツの閲覧可能
・オープン学生は月に1つだけ録画コンテンツの閲覧が可能

・・つまり、常に生放送で閲覧するなら無料会員でもOK、録画で見たいコンテンツが月に2回以上あるなら月額980円の有料会員に登録が必要、というサービス形態です。

※ 一部、生放送のみの授業や、無料会員でも見放題の無料録画、も存在

【3】コンテンツ提供者としてschooを利用する2つの方法

schooは生徒として様々な分野の授業を受けて学ぶことができますが、ではセミナーやレッスンなどの講師をされている側の方がschooをどう活用できるのか?

1)schooに先生として登録

以下のページから、実際にschooで授業をする先生として応募することが可能です。

先生募集
https://schoo.jp/teacher/invite

審査に合格してschooの先生になると、schoo社の渋谷スタジオでインターネット放送を行なう事が可能です。

ただ、2015年6月の時点では・・

・募集中の学部は「プログラミング学部」「マーケティング学部」のみ
・募集人数は若干名

といった制限を設けているようです。

また、報酬などについては明記されていません。(以前はクラウドソーシング系サービスで講師募集(謝礼あり)もされていたようなのですが、今はどうなのでしょうか・・?)

2)schooを利用した勉強会の開催

schooでは、自分が先生になる以外に「schooのコンテンツを使った勉強会の主催者になる」ことも可能です。

スクー学級委員を大募集! – スクーを使って全国で勉強会を開こう!
https://schoo.jp/teacher/chief

この仕組みを使えば・・

・生放送授業を複数人で集まって一緒に視聴する
・録画授業を視聴しながら、みんなで勉強会やワークショップ

といった事が可能になります。ただし、この勉強会では収益を上げてはいけないという規約もあるので、どう利用するかは考え所ですが。

【4】まとめ

というわけで、動画オンライン学習サービス「schoo(スクー)」の仕組みについてご紹介しました。

schooに先生として登録するには、審査などもあるため一部の方しか活用できないかもしれませんが、「リアルタイム配信」は無料、「後日配信」は一部を除いて有料・・とするサービス形態は、セミナー・レッスン・講座など学習系コンテンツの販売をされている方には、取り入れられる部分もあるのではないでしょうか。

動画配信のハードルが技術的に下がってきたのも、schooのようなサービスが生まれた一因かと思います。今後のschooの展開にも、要注目です。

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